スマートフォン版へ

ここを勝つならオークスまで無敵か オルフェ産駒大物2頭/トレセン発秘話

東京スポーツ
  • 2017年12月06日(水) 18時00分
 今年デビューした新種牡馬の中で期待値が高かった2頭、ロードカナロアオルフェーヴルがここまで対照的な成績を残しているのは興味深い。

 ロードカナロアは産駒の勝ち上がり率が非常に高く、平均的に高い能力を持った馬が多いのに対して、オルフェーヴルはすでに重賞ウイナーが2頭と、大物を出している半面、勝ち上がり率はあまりよろしくない。

オルフェーヴルの勝ち上がり率が悪い? 今はそうかもしれないけど、まだまだこれからなんだろう。この時期は距離が短いレースが多いから、ロードカナロアの方が活躍しているんだろうけど、クラシックに向けて、距離が長くなっていけばオルフェーヴル(産駒)が走ってくると思うよ」

 発言の主はオルフェーヴル産駒をすでに3頭デビューさせた昆調教師。その3頭すべてが「長めの距離が合いそうなタイプを探して見つけてきた馬」なのだという。

 阪神JFにオルフェーヴル産駒ラッキーライラックを出走させる松永幹調教師も、やはり似たようなことを言っている。

「跳びが大きいし、スタミナも豊富。とりあえず桜花賞まではマイルの舞台で戦っていくことになるけど、ゆくゆくは距離が延びて、より力を発揮するタイプだと思う」

 アルテミスSを制したこのラッキーライラックに、札幌2歳Sの勝ち馬ロックディスタウンオルフェーヴル産駒の重賞ウイナー2頭が揃って出走する阪神JFは、文字通り“先々を見据える”意味でも重要なレースになることは間違いない。

 ここでラッキーライラック、またはロックディスタウンが快勝するようなら、桜花賞はもちろん、より真価を発揮するであろうオークスまでが、ハッキリと視野に入ることになる。

(栗東の坂路野郎・高岡功)

東京スポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す