7日は香港取材を一時中断して栗東に戻ってきています。今回は取材で書き漏れたこまごまとしたネタをお届けしますね。
まず、今回戻ったいちばんのお目当ては調教師試験の合格発表記者会見。毎年取材させていただいていますが、皆さんほんと晴れ晴れとした顔で臨まれていますよね。合格の喜びはもちろんですが、合格後の裏話として聞くのは「もうこれで勉強しなくて済む」「あの試験から解放される」というもの。
調教師試験は競馬法はもちろん、労働法や世界の競馬のうんちくを学ばねばなりません。競馬ファンの方でカルトクイズを得意とする方のほうが解けるんじゃない?という問題があったり。論述試験はかなりの長文での回答を要求されるシーンも。合格者がホッとするのもうなずけます。
そして香港遠征。今回の現地の写真を見ると、騎乗者の
ヘルメットが独特なものになっているのに気づいていらっしゃいますか?
今回の香港遠征で騎乗する人は、香港ジョッキークラブが定める一定の安全基準を満たしたことが証明されているラベルが貼られた
ヘルメット、および保護ベストの装着が義務付けられています。騎手はもちろん、調教でも絶対装着しなくてはいけないとは厳しいルールですね。皆さん一見ツルツルした
ヘルメットをかぶっているのは見慣れない光景ですが、これはこれで面白いですね。
では、また香港に戻り、レース当日まで香港情報をお届けしますね。
(取材・写真:花岡貴子)