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阪神JF・G1」(10日、阪神)
3連勝で頂点をつかむか。
マドモアゼルが虎視たんたんと大物食いを狙っている。関西への輸送は8日。レース前日の土曜は、阪神競馬場で軽めの調整を行う予定だ。相田助手は「早朝4時に美浦を出発しました。雰囲気はいいですよ」と好仕上がりを伝えた。
G1奪取への布石は打ってある。初V後はあえて京都の
りんどう賞を選択。G1前に関西への長距離輸送を経験させることが狙いだった。
斎藤誠師は「このレースを視野に入れていたので。これが今回に生きてくれれば」とうなずく。
結果としてレースも完勝。2着とは半馬身差だったが、最後まで余裕があり、着差以上の強さを見せた。師は「いい内容だった。デビュー当初と見た目は変わらないが、中身はしっかりしてきた」と前走のレースぶりを評価しつつ、成長していることを強調した。
枠は理想的な3枠6番。「前へ行ける馬なので内枠が欲しかった。メンバー的に行けるでしょうからね」と相田助手は手応えをつかむ。万全を期して臨むG1の大舞台。ホップ、
ステップ、ジャンプで一気に階段を駆け上がる。
提供:デイリースポーツ