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有馬記念・G1」(24日、中山)
世代交代を誓う。
スワーヴリチャードは14日、栗東CWで併せ馬。
リッジマン(4歳1600万下)を2馬身追走すると、一杯に追われたラストは舞う小雪を切り裂くような切れ味。6F79秒3-36秒4-12秒1の好時計をマークし、ゴールを過ぎても気合をつけられるハードな内容だった。
またがったM・デムーロが大きくうなずく。「いい感じ。大型馬だし、2500メートルを走るのでしっかりとやった。とてもいい調教」。自身のJRA・G1年間7勝の新記録が懸かる一戦に「ニューレコードだからね。強い馬が出るし、難しいレースだけど楽しみ」と力を込めた。
庄野師も満足げだ。「1週前だし、しっかりとやっておこうと。ちょうどいい追い切りができた」。ダービーは2着に敗れたが、秋初戦の
アルゼンチン共和国杯は古馬を完封。「以前に比べてしっかりとしたし、自信を持って行ける。あと10日。無事に送り出したい」とうなずいた。3歳馬の筆頭格として
ビッグタイトル奪取を狙う。
提供:デイリースポーツ