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有馬記念・G1」(24日、中山)
この強運、恐れ入ったか!公開枠順抽選会が21日、都内のホテルで行われ、ラストランを迎える
キタサンブラックは1枠2番からの発進となった。
武豊が引き当てた絶好枠に、演歌界の大御所・北島三郎オーナー(81)もご満悦。有終Vに向けムードは最高潮だ。なお、馬券は22日から一部ウインズで前々日発売される。
北島三郎オーナーは絶好枠ゲットに笑顔で拍手だ。「武さんが頑張って、いいところを引いてくれた。あとは任せるだけだよ」。2年連続のファン投票1位での出走。泣いても笑っても最後のレースに「(デビューから)わずか3年でも、自分の子どもがどこかに行っちゃうという寂しさを感じています。だけど、これだけ皆さんに愛してもらった。皆さんも寂しいと思わないで、ブラックの新しい道を応援してください」とファンにメッセージを贈った。
レース後はお別れセレモニーが予定されている。長らく封印していた“まつり”復活の絶好機だ。「僕は歌手ですから。(本当は)プロはちゃんとしたところで歌わなきゃいけない。でも、皆さんから“歌って”という雰囲気が出たら歌っちゃうかも。そうなったら感謝を込めて歌いますよ」と高らかに宣言。ハッピーエンドの“まつり”を競馬場に響かせたい。
提供:デイリースポーツ