毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。
【シンザン記念(京都芝の傾向)】
今年2日目の開催となった日曜7日の京都芝は土曜に続き、良馬場で施行された。昨秋開催が雨の影響をかなり受け、芝状態が心配されたが、洋芝をオーバーシードしたことで例年並みまで回復している。日曜は平地の芝競走は5鞍施行。勝ち馬の最終4角位置は「5番手、4番手、2番手、2番手、1番手」と圧倒的に先行馬有利。メインの万葉Sを制したトミケンスラーヴァは最終的には直線で内ラチをぴったり。土曜メイン京都金杯こそ、ブラックムーンの大外一気が決まったが...