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ダイワキャグニーなど、東京新聞杯厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2018年02月01日(木) 14時20分
 東西から好メンバーが揃った東京新聞杯(GIII・東京芝1600m)に美浦から出走する各馬について、関係者のコメント。

ダイワキャグニー(牡4・美浦・菊沢隆徳)について、菊沢調教師。
「前走(中山金杯・GIII・5着)からレース間隔があいていない分、コンディションを整えるだけで調整はしやすかったですね。見た目もそうですが、乗ってみても体に芯が入ってしっかりしてきました。気合いを乗せ過ぎないように注意して調整をしていて、今週(1/31)は気分良く走らせる追い切りをしました。別の馬に騎乗して後ろから見ていましたが、気分良く走っていましたし、躍動感がありましたね。

 前走は中団からの競馬になりましたが、ペースが落ち着いていましたので向正面では惨敗の不安も感じましたが、直線でしっかりと脚を使ってくれました。苦手とされていた右回りでも上位争いに食い込みましたし、力をつけているように思います。右回りの金杯よりも、今回の条件の方が楽しみが大きいです。賞金の問題はありますが、できれば安田記念に向かいたいと考えていますので、力を発揮してほしいですね」

ダノンプラチナ(牡6・美浦・国枝栄)について、国枝調教師。
「この中間も坂路を併用してうまく調整できました。体も大きくなってきてしっかりしてきましたし、精神的にも落ち着いてきました。今週(1/31)のウッドチップコースでの追い切りは、前に馬を置いて、折り合ってしまいも少し伸ばすという形でした。道中は行きたがっていましたが、終いはしっかり走れていました。騎乗した田辺騎手は、追いかけた時に掛かったけど、乗りやすくて良い感じだったと話をしていました。ツメの不安がないので、良い状態で出走できそうです。

 前走(ニューイヤーS・OP)はもう少しシャープに勝ってほしかったですね。ただ使ったことで馬は良くなってきていますし、ヤル気も出てきています。東京の1600mは乗りやすいコースですし、実績がありますので期待したいですね。この先もありますし、スムーズな競馬をして結果を出してほしいです」

サトノアレス(牡4・美浦・藤沢和雄)について、柴山雄一騎手。
「先週までは気持ちのスイッチを入れないよう、併せ馬でも相手を抜かせないという内容で調教をしています。馬を追い抜いて前に出ると気を抜いてしまうので、その矯正をテーマに調整をしてきました。今週(1/31)は併せ馬から早めに抜け出し、最後まで馬の前にいることを教えるイメージの追い切りでしたが、仕掛けなくても馬の気落ちでスッと動けましたし、抜け出して気を抜きそうになった時に舌鼓するとまたハミを取ってくれました。予定通りの追い切りができましたし、動きも良かったですね。

 新馬(2着)、3戦目の未勝利(1着)と乗せてもらった当時は体に緩さがありましたが、今は緩さもしっかりとしてきて全体的にドッシリして力強さが出てきました。良馬場の方が良いとは思いますが、極端な道悪にならなければ大丈夫でしょう」

ストーミーシー(牡5・美浦・斎藤誠)について、斎藤調教師。
「前走(京都金杯・GIII・5着)は馬群の中でも嫌がらずに競馬ができましたので、精神的に余裕が出てきたのでしょう。ただ休養明けで毛ヅヤが今ひとつでしたね。今回は代謝も良くなっていて体が締まり、見栄えも良くなりました。年齢を重ねてオンとオフもはっきりしてきています。

 先週の追い切りは前の馬に追いつけなかったのですが、しっかり負荷はかかっていたので良かったです。今週(1/31)は時計もまとまっていますし、終いの反応も良かったです。メンバーは強いですが、まだ1600万クラスだった昨年4着に入ったレースなので、今回も自分の競馬に徹するだけですね」

ディバインコード(牡4・美浦・栗田博憲)について、栗田調教師。
「ジョッキーは乗りやすい馬だと話をしていました。追い切りもまずまず良い動きでしたし、この馬は安定していますね。重賞でどのくらい通用するのか、今回楽しみにしています」

ベルキャニオン(牡7・美浦・堀宣行)について、森調教助手。
「前走(ディセンバーS・OP・4着)後は短期放牧に出ました。戻ってきて1月半ばあたりから順調に乗り込んでいます。今週(1/31)の追い切りの動きも良かったですし、良い状態で出走できそうです。一瞬の切れというよりは長く良い脚を使えるようになってきているので、東京の1600mは現状一番合いそうですね。メンバーは強くなりますが、頑張ってほしいです。できれば良馬場で走らせたいです」

(取材・文:佐々木祥恵)

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