スマートフォン版へ

【きさらぎ賞】サトノフェイバー迫力満点 軽い仕掛けで瞬時に反応0秒2先着

デイリースポーツ
  • 2018年02月02日(金) 08時00分
 「きさらぎ賞・G3」(4日、京都)

 1戦1勝のサトノフェイバーが1日、栗東坂路をパワフルに走破。仕掛けにきっちりと反応し、しまいを伸ばし、ラスト1Fは12秒0を計時した。南井厩舎にとっては、13年タマモベストプレイに続くVが懸かる一戦。陣営期待の素質馬がここで結果を出し、春の大舞台への道を切り開くか。

 みぞれに近い雪がじっとりと染み込み、重みを増したウッドチップもお構いなし。サトノフェイバーが栗東坂路で迫力満点の走りをアピールした。

 余力残しで刻んだタイムは4F53秒3。馬場状態を思えば出色だろう。僚馬コマビショウ(3歳500万下)を射程に入れ、軽く仕掛けられると瞬時に反応。グイッと伸びて0秒2先着を決めるとともに、ラスト1Fは12秒0にまとめた。

 騎乗した古川は「時計を見て“オッ!?”と。上の合図を待ってから動くし、ホント、いいですね」と相棒のパフォーマンスにベタ惚れの様子。南井師も「いい動きだった。文句なし。“無理しなくていいよ”と言って12秒0だから」と絶賛する。デビュー戦時の最終追いは、同じく坂路で4F51秒7。これは意識的に出した好時計だそうだが、今回は鞍上いわく「勝手に出た」。上積みは絶大とみて間違いない。

 逃げて後続を3馬身ぶっちぎった新馬戦。陣営がかねて期待していた素質馬が、あっさりと結果を出した。主戦は「これからまだ、いろいろと経験が必要だろうし、競馬に行ってみないと分からない部分もある」としつつも、「瞬発力があって、どんな競馬もできそう。センスがいいのは間違いない。心配事を通り越して、楽しみが多いね」と意欲を隠さない。

 弱点を露呈するのか、それとも改めて強さを見せつけるのか-。ここでの結果が、春を占う試金石になる。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す