エアスピネルの回避、
グランシルクの骨折と残念な出来事はあったが、
ペルシアンナイトらGI馬3頭がエントリー。ハイレベルの一戦を制するのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■2/25(日)
中山記念(4歳上・GII・中山芝1800m)
ペルシアンナイト(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)は昨年の
マイルCSで古馬を撃破。古馬との斤量差が1キロになって(2001年)以降初めての3歳馬Vを果たした。今回はそれ以来のレースとなるが、調整は順調で、中山コース・距離延長も全く問題はない。勝って堂々と
大阪杯に向かえるか。
ヴィブロス(牝5、栗東・
友道康夫厩舎)は昨年の本レース5着から
ドバイターフを制覇。今年も同様にここからのドバイ遠征を予定している。前走の
エリザベス女王杯は5着に終わったが、道中掛かっていたあたり、少し距離が長かったのかもしれない。ここで巻き返して、
ドバイターフ連覇に向けて弾みをつけたいところだ。
アエロリット(牝4、美浦・
菊沢隆徳厩舎)は昨年の
NHKマイルCで牡馬を破り、続く
クイーンSでも古馬相手に完勝してみせた。前走の
秋華賞は初距離と馬場がこたえて7着に終わったが、一息入れたここでの巻き返しを期待したい。
その他、
中山金杯2着の
ウインブライト(牡4、美浦・
畠山吉宏厩舎)、
有馬記念では不利に泣いた
サクラアンプルール(牡7、美浦・
金成貴史厩舎)、重賞3勝の実績がある
マルターズアポジー(牡6、美浦・
堀井雅広厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。