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“走る意欲”を取り戻したパキスタンスター 8か月振りの戦線復帰へ

  • 2018年02月19日(月) 11時30分
 今週末(25日)の香港競馬は、香港ゴールドC(芝2000m)、クイーンズシルヴァージュビリーC(芝1400m)の豪華G1・2本立てだが、このうち香港古馬3冠2戦目となる香港ゴールドCで、パキスタンスター(セ5)が8か月振りに戦線復帰を果たすことになった。

 昨季の香港ダービー2着馬で、その後G1クイーンエリザベス2世Cでもネオリアリズムの2着となったのがパキスタンスターだ。ところが、昨季の最終戦となったG3プレミアプレートで、発馬後200mほどで馬自身が走るのをやめて大差負け。昨年10月3日のバリアトライアルでも全く同じことをやり、香港ジョッキークラブから出走停止処分を受けていた。

 その後、「馬と話せる男」として知られる馴致の権威モンティ・ロバーツ氏を北米から招聘するなど、矯正に務めた結果、走ることへの意欲を取り戻し、2月6日にシャティンで行われた10頭立てのバリアトライアル(芝1600m)で1着に入線。更に、2月13日にシャティンで行われた6頭立てのバリアトライアル(芝1600m)でも、15/16年シーズンの香港年度代表馬ワーザー(セ6)に3.1/2馬身差をつけて1着で入線。実戦復帰にゴーサインが出されることになった。

 香港ゴールドCには、パキスタンスター、ワーザーの他、古馬3冠初戦のG1スチュワーズC(芝1600m)勝ち馬シーズンズブルーム(セ5)、暮れのG1香港カップ(芝2000m)勝ち馬タイムワープ(セ5)らも出走を予定している。

(文:合田直弘)

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