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阪神大賞典・G2」(18日、阪神)
得意の長距離戦で重賞連勝を狙う。2017年12月の
ステイヤーズS1着以来となる
アルバートは14日、美浦Wで
バリングラ(4歳1000万下)と併入。5Fから1馬身追走し、最後は軽く仕掛けて、5F69秒4-37秒8-12秒2を記録した。
3カ月半ぶりの一戦に、森助手は「力は出せる状態にあります」としながら、「先週より動きは良化したが、休み明けの割引は必要になりますね」と冷静に分析した。
スピードタイプが多い今の時代には、珍しい生粋のステイヤー。「小回りの中山、広い東京でも結果は出ています。長い距離がすごく合っている」と説明する。初コースとなる阪神についても、「問題はないでしょう」と気にしていなかった。
今年はG1馬不在のメンバー構成のなか、重賞4勝は実績上位。休み明けでも軽視はできない。「年齢的な衰えはないし、頑張ってくれると思います」とうなずく。現役屈指の長距離ランナーが、専門分野で存在感を輝かせる。
提供:デイリースポーツ