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天皇賞(春)のステップレース、注目はあの馬/日経賞展望

  • 2018年03月21日(水) 06時00分
 天皇賞(春)に向けた東の最終ステップ競走。土曜重賞ということで若干地味な印象があるが、2014年の天皇賞(春)で1-3着を日経賞組が占めるなど、ここをステップにして天皇賞を制した馬は、過去10年で3頭に上る。

1.逃げ・先行馬が活躍

 過去10年のうち中山競馬場で行われた9回では、4コーナーで5番手以内の馬が7勝、3番手以内だと5勝。昨年は7番人気のミライヘノツバサが早め先頭から2着、2012年は12番人気のネコパンチが逃げ切りと、逃げ・先行馬の活躍が目立つレース。

2.GIII以下からは通用しない

 前走でGIII以下を使われていた馬は、大逃げしたネコパンチの勝利があるだけの[1-0-3-46]で、上がり馬の勢いはほとんど通用していない。むしろGII以上で負けてきた馬の巻き返しに妙味がある。

3.別定GIIなのによく荒れる

 障害帰りの殿人気テンジンショウグンが勝って、馬連20万馬券という大波乱になったのはもう20年も前のことだが、過去10年でも馬連4000円以上の配当が5回と、「荒れる日経賞」の伝統は健在である。


 注目はロードヴァンドールダイワメジャー産駒で2000m以下を主戦場にしてきたが、横山典弘騎手の進言もあって距離を延長した日経新春杯で接戦の2着。勝ち馬よりも2kg重い斤量を背負ってのものだけに価値があった。キレ味不足をスタミナでカバーできる長丁場で安定味を増した印象で、パワーを要する中山芝2500mはこの馬にぴったりだろう。

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