「
大阪杯・G1」(4月1日、阪神)
悲願のG1制覇へ、
スワーヴリチャードが好調をアピールした。22日、栗東CWで2頭を1秒1追走する併せ馬。直線は外を回り、馬なりで
ラセット(3歳500万下)に半馬身、
イルファルコ(3歳未勝利)に2馬身先着し、6F82秒5-37秒5-11秒9をマークした。
水の浮くような馬場を蹴散らし、追えばいくらでも伸びそうなほど。「(手綱を)引っ張ったまま。それでもいい動きだった」と久保助手も満足そうにほほ笑んだ。
前走の
金鯱賞は
有馬記念以来で2カ月半ぶり。10キロ増の馬体重で出走したが、2番手から楽々と抜け出した。「体高も伸びているし成長分。古馬らしくなったかな」と誇らしげ。前哨戦を使って、「上積みもありそう」と気配の良さを伝える。
ただ、課題がないわけではない。「ゲートの中でガタガタする。うまく出てくれたら」と発馬五分を願った。伸び盛りの4歳春。ダービー2着馬が
ビッグタイトル奪取を狙う。
提供:デイリースポーツ