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【ドバイSC】藤沢師、レイデオロに信頼の微笑み「大丈夫」

デイリースポーツ
  • 2018年03月27日(火) 07時00分
 「ドバイシーマクラシック・UAE・G1」(31日、メイダン)

 18年も計6レースに日本から大挙14頭が遠征。特に17年のダービー馬レイデオロなどが参戦するシーマクラシック、16年覇者リアルスティール、17年覇者ヴィブロスなど5頭が参戦するターフは、馬券的な面白さだけでなく、日本馬のVも大いに期待される。なお、日本で発売される4レースの出走馬が26日に確定。馬番、ゲート番は28日に確定する。

 国内重賞で4歳馬が活躍し、“強い世代”の評判を受けている。その世代のダービーを制し、頂点に君臨したのがレイデオロだ。圧倒的な人気を集めた京都記念で3着に敗れ、海外G1制覇に向けて暗雲が漂ったが、それでも名伯楽・藤沢和師が寄せる信頼は揺るがない。

 日本での最終追い切りは15日、美浦坂路2本目に4F54秒3-12秒9。見届けたトレーナーは「馬は仕上がっているから大丈夫。この間使っているからね」。にっこりと笑った顔を見れば、調整過程に狂いがないことは一目瞭然だ。

 前走は思わぬ敗戦に京都競馬場がどよめいた。それでも「スタートが良くなくてペースも遅かった。それで掛かった。京都コースは難しいんだよ」と今は納得済み。「世界の強い馬を相手に戦わせてみたい。胸を借りるつもりでね。洋芝だから問題はないし、今度は広いコースだからいいんじゃないかな」と決戦を心待ちにする。

 20日に出国した姿を見届けた指揮官は「言い訳できないコースでやれるのはいい。体調よりも力の勝負だしね」と力を込めた。祖母レディブロンド母ラドラーダも管理し、自身に“ダービートレーナー”の称号を与えてくれたレイデオロ。世界にその強さを発信する時が来た。

提供:デイリースポーツ

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