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【大阪杯】ウインブライトが“進化”発揮 ステップアップで再びG1舞台へ

デイリースポーツ
  • 2018年03月28日(水) 08時00分
 「大阪杯・G1」(4月1日、阪神)

 上昇度はメンバー中で1、2を争う。G1馬がそろった中山記念を制し、波に乗っているウインブライトがG1初Vを狙う。昨秋から心身ともに成長し、重賞の舞台で結果を残してきた。G1はクラシックで皐月賞8着、ダービー15着と結果を残せていないものの、今の勢いは無視できない。また、1000万下-準オープン-小倉大賞典と3連勝中のトリオンフも最大の上り馬として注目が集まる。

 着実に力をつけている。中山記念で3つ目の重賞タイトルを獲得したウインブライトが、念願のG1制覇に挑む。畠山師は「ここまで一段ずつ確実に階段を上がってきた。なかなかうまくはいかないものだが、この馬はしっかり上がってくれている」と目を細める。

 G1初挑戦となった皐月賞は8着に敗れ、ダービーは15着と見せ場すらつくれなかった。立ちはだかるG1の壁。3歳春の時点では乗り越えることはできなかった。しかし、ここにきて成長。昨秋に福島記念を制し、前走の中山記念では同期のG1馬アエロリットペルシアンナイトを破ってVをつかんだ。

 「2、3歳時はいかにも子どもっぽい体つきだったが、それが少しずつ抜けてきた。だいぶしっかりしている」と師は説明する。まだ進化の途中で完成したわけではない。ただ、G1で戦えるだけの下地はできた。「今回は皐月賞、ダービーで一緒に戦った相手がそろっている。当然、その馬たちも上向いているだろうが、こちらもあの時とは違うからね」と変わり身があることを強調した。

 舞台は阪神芝2000メートル戦。「これまで小回りの福島、中山で結果を残しており、それだけに内回りの阪神はいいと思う」と師はコースを歓迎した上で、「期待している」と力を込める。クラシックで屈辱を味わってから11カ月が経過。大きな進化を遂げてG1の舞台に戻ってきた上り馬が、同期のライバル、先輩の実績馬に挑戦状をたたき付ける。

提供:デイリースポーツ

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