03年
共同通信杯(GIII)を制した
ラントゥザフリーズ(牡6、栗東・山内研二厩舎)が、前走の06年サウジアラビアC(OP)15着を最後に、11日付で
JRA競走馬登録を抹消した。今後の予定は未定となっている。
同馬は
父ブライアンズタイム、母は96年4歳牝馬特別・西(GII)3着の
ソロシンガー(
その父リヴリア)という血統。02年6月にデビューし、折り返しの新馬戦で初勝利。安定した走りで入着を続け、8戦目の
共同通信杯で重賞初制覇を飾った。
皐月賞(GI)も4着と健闘したが、続く
日本ダービー(GI)を16着と大敗。以後もしばらく勝ち星を挙げられず精彩を欠いたが、05年4月の
梅田S(1600万下)で2年2か月ぶりに白星を挙げ、続くサウジアラビアC、
大沼S(共にOP)でも2着に好走するなど、近年はダートで良績を残していた。通算成績27戦4勝(重賞1勝)。