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【ドバイターフ】ヴィブロス2着 史上初の連覇ならず「勝ち馬が強かった」

デイリースポーツ
  • 2018年04月02日(月) 07時00分
 「ドバイターフ・UAE・G1」(31日、メイダン)

 過去最多の14頭が参戦した日本勢は15年以来、3年ぶりの未勝利に終わった。最先着は5頭が出走したドバイターフで2着のヴィブロス。勝ち馬には完敗だったが、前年覇者の意地を見せた。今後は宝塚記念(6月24日・阪神)を視野に調整される。リアルスティールディアドラの日本馬2頭が3着同着で続き、芝中距離での層の厚さは示した。14頭は3日に帰国を予定している。

 レース史上初の連覇は果たせなかった。4番人気のヴィブロスは2着。直線、日本馬3頭による激しいたたき合いを制して意地は見せたが、勝ち馬ベンバトルの背中はあまりにも遠かった。

 発馬がひと息で後方2番手から。終始、外を回る展開を強いられた。C・デムーロは「最近のヴィブロスは日本で十分な力を発揮できていないと聞いていたが、きょうは馬も十分リラックスできていた。前半は抑えて、後ろから行くというのが調教師の指示。馬は頑張ったが、勝ち馬が強かった」と脱帽する。友道師は「スタートで後手に回ったが、最後はよく伸びています。満足です。よく頑張ってくれています」と淡々と振り返った。

 仕上がりは昨年以上。中間は好天にも恵まれ、稍重の昨年時と異なり、得意とする良馬場での開催だった。好走の条件はそろっていたが、それ以上に世界が進化するスピードの方が速かったということだろう。

 勝負の世界の厳しさを知る元メジャーリーガーの“大魔神”佐々木主浩オーナーも「思っていたより後ろの位置取りになったけど、ジョッキーがしまいを生かしてくれた。残念ですが、うまく乗ってくれました」と潔く敗戦を受け入れた。

 激闘から一夜明け、指揮官は「馬の状態と相談しながらですが、宝塚記念を視野にやっていきます」とコメントした。来春は繁殖入りを予定しており、ドバイ遠征は今回が最後。ただ、まだ現役としての時間は残されている。次こそ勝利をつかみ、改めて自らの力を証明したい。

提供:デイリースポーツ

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