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ラッキーライラック松永幹師「すごくワクワクしています」/桜花賞共同会見

  • 2018年04月04日(水) 16時00分
ラッキーライラックを管理する松永幹夫調教師

――前走のチューリップ賞を振り返ってください
松永 前哨戦としては良かったかなと思います。

――どのあたりが良かったですか?
松永 勝ったことですけど、ただ前走はちょっと恵まれました。相手ではなく、レースに恵まれた感じがします。

――これまでとは違うレースぶりに見えましたが、そのあたりは?
松永 少頭数で3番手につけて、そのままなだれ込んだという感じでした。ちょっと楽といったら怒られるけれど、うまくいったレースでしたね。

――改めてラッキーライラックの強さを感じられた一戦でしたが、松永調教師から見るとそうとも言えない、と。
松永 はい、そうですね。

――前走はプラス10キロでしたが、そのあたりは?
松永 成長分ですね。(放牧先から)戻ってきたときはプラス20キロくらいありましたので。そう考えたらちょうどよかったと思います。

――桜花賞に向けての調整について伺います。追い切りはいかがですか?
松永 相変わらずいい動きで、今朝もいい動きでしたね。

――松永調教師からご覧になってラッキーライラックの魅力は?
松永 フットワークがいいですね。500キロ近い馬ですが、それでいて小脚が使えるというか、切れ味がある馬だなと思いますね。

――父のオルフェーヴルは破天荒なイメージがありますが、ラッキーライラックはいかがですか?
松永 そのあたりはあまり感じません。そんなに手こずることはないですね。

――普段の性格はいかがですか?
松永 普段から落ち着きがあるので、無駄な力は使わないところがいいのかなと思います。

――相手関係は?
松永 対戦していない中にも強い馬はいますし、それぞれがトライアルを使ってさらに調子をあげてきていると思うので決して楽ではないと思います。力を出し切って欲しいと思いますね。

――無敗というのも注目されますが?
松永 それはあまり考えないですね。この馬の力を出し切って欲しいです。

――プレッシャーや緊張はありますか?
松永 はい、それはありますね。なかなかこういう経験がないのですごく不思議ですし、追われるということは結構大変だなと思います。

――松永厩舎というとレッドディザイアという強い牝馬がいましたが、比較は?
松永 レッドディザイアは年明けからデビューしてだんだん力をつけていって、オークス秋華賞のころは本当に強い馬になっていたんですけど。ラッキーライラックは比較的最初から力を出してくれて。2歳女王にもなりましたしね。タイプ的には違うけど、ラッキーライラックも昨日が誕生日だったので、これから良くなってくれるんじゃないかなと思います。

――石橋騎手との関係はどう思っていますか?
松永 非常にふたりのリズムが合っているし、男前と可愛い馬でいいんじゃないですかね(笑)。

――いよいよ桜花賞です。ファンの方へメッセージを。
松永 やっとGIレースが始まることにすごくワクワクしています。主役というか、いい状態で桜花賞を迎えられるというのは本当に楽しみです。力を出し切っていい結果になるように頑張りたいと思います。

(取材・文:花岡貴子)

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