1着馬にヴィクトリアマイル(GI)の優先出走権が与えられる阪神牝馬S(4/7・GII・芝I600m)に美浦から1頭出走するオークス馬のソウルスターリング(牝4・美浦・藤沢和雄)が、4日(水)にC.ルメール騎手を背にウッドチップコースで併せ馬の追い切りを行った。追い切り後の藤沢調教師とルメール騎手のコメント。

■藤沢和雄調教師
「前走(ジャパンC・GI・7着)は少し折り合いを欠いてしまいましたからね。前走後はひと息入れています。古馬になって落ち着きも出てきてはいるのですが、前向きさも出てきたので、現状ではマイルの方が競馬はしやすいでしょう。このレースから改めて仕切り直しをしていきたいですね」

■ルメール騎手
「前走のジャパンCはテンションが高いところがあって、大変でした。能力はありますし、リラックスできればとても良い走りができます。今週の追い切りも良い動きをしていました。

　マイルの方がもっと乗りやすくなりそうですし、長い脚を使ってくれて勝てるのではないかと思います。マイルくらいの距離でリラックスして走ることができれば、GIでもチャンスが出てくるでしょう」

(取材・文：佐々木祥恵)