クラシック完全制覇へ-。
デルニエオールで
桜花賞制覇を目指す
池江泰寿調教師(49)=栗東=が、史上5人目となる快挙に挑む。
コンプ
リートまであと“1”。栗東トレセンで育った池江師にとって、
桜花賞は思い入れのあるG1だ。「JRAで最も華やかなレース。満開の桜の下を3歳牝馬が駆け抜けて行く。その姿が美しい。是非とも欲しいタイトルです」。
04年の厩舎開業から早15年。これまで
桜花賞には4頭を送り出したが、11年
ハブルバブルの6着が最高着順。「
ミッキークイーン(15年=抽選除外)は使いたかったが…まあ、塞翁が馬ですよ。ゲートの出が悪かったし、あの時の(勝ち馬)
レッツゴードンキには届かなかったかも。それに、あの除外があって、のちに
オークスを勝てたわけだしね」。後ろは振り向かず、目の前の一番に全力を尽くす。
期待を寄せる
デルニエオールは、追い切り後も元気いっぱい。「カイバをしっかり食べていたし、いい状態でレースに向かえる」。G1・3勝馬
ドリームジャーニー、三冠馬
オルフェーヴルの全妹。厩舎ゆかりの血統馬で、偉業を成し遂げるか。(デイリースポーツ・松浦孝司)
提供:デイリースポーツ