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皐月賞・G1」(15日、中山)
新コンビを組むM・デムーロを背に、
キタノコマンドールは11日、栗東CWに登場。先行する
スヴァルナ(3歳未勝利)を追走。ゴール前で半馬身ほど遅れたものの、鞍上の手綱は持ったまま。余力十分に駆け抜けると、4F54秒1-39秒5-12秒5をマークした。
実質的な追い切りは1週前に済ませてあるので、直前軽めは予定通り。ファーストコンタクトに、鞍上は「良かった。折り合いは問題なかったし、いい状態だと感じた。賢い馬で、それほど硬さも感じなかった」と好感触を得たようだ。
動きを見守った池江師も「一戦ごとの上昇度が大きい。前回も良かったが、さらに素軽さが増していた」と満足げにうなずいた。規格外の走りで、
皐月賞最少キャリア優勝を決めるか、注目だ。
提供:デイリースポーツ