皐月賞を明日に控えた14日午前11時53分、
池江泰寿厩舎の
キタノコマンドールと
ジャンダルムが中山競馬場に到着した。
両馬とも落ち着いた様子。到着後は約30分ほど厩舎まわりを運動していた。
ジャンダルムは
ホープフルS、
弥生賞に続いて3回目の中山への輸送だ。
担当する星井助手によれば「輸送も大人しいし、普段から落ち着いています」とのこと。
状態の良さを聞かれると「(状態はいいのは)間違いないですね」とニッコリ。「前走と比べて毛ヅヤもハリも全然違います」と自信たっぷりの様子だった。
一方、
キタノコマンドールは初の長距離輸送。
担当の森澤助手によれば「輸送中はカイバも食べていたし、到着してからも落ち着いています。予想どおりです」とのこと。「順調にひとつひとつ課題をクリアしています」と話した。
キャリア3戦目でのGI挑戦。「やってみないとわからないことが多い」としながらも、「キャリアの差は出てくると思います。でも、まだ何か隠し持っている気がします。あとはジョッキーにお願いするしかないですね」と
ミルコ・デムーロ騎手に希望を託した。
なお、残る10頭は午後4時頃、中山競馬場に到着する見込みだ。
(取材・文:花岡貴子)