人気の中心は前哨戦の
アーリントンCを制した
タワーオブロンドンだろう。ここでGIタイトルを手にして、世界へと羽ばたくことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/6(日)
NHKマイルC(3歳・GI・東京芝1600m)
タワーオブロンドン(牡3、美浦・
藤沢和雄厩舎)は昨年の
朝日杯FSで3着に入り、今年初戦の
アーリントンCをV。直線で外から押し込まれる厳しい場面もあったが、進路を確保して一気に突き抜けた。当然ここでも最有力候補と言っていいだろう。この後には英国遠征のプランもあるだけに、まずはここでGIタイトルを手にしたいところだ。
カツジ(牡3、栗東・池添兼雄厩舎)はもう一つの
トライアル、ニュージーランドTを制覇。それまでの先行策から一転、後方待機からの直線一気を決めた。脚質に幅が出たことは東京コースに替わる上で非常に大きい。今回も好勝負が期待できそうだ。
その他、ニュージーランドTで2着のケイアイノーテック(牡3、栗東・
平田修厩舎)、
毎日杯2着の
ギベオン(牡3、栗東・
藤原英昭厩舎)、
クイーンCを勝った
テトラドラクマ(牝3、美浦・
小西一男厩舎)、
アーリントンCで2着の
パクスアメリカーナ(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)、
フェアリーSの勝ち馬
プリモシーン(牝3、美浦・
木村哲也厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。