スマートフォン版へ

【NHKマイルC】タワーオブロンドン世界進出デモ きっちり併入4F53秒0

デイリースポーツ
  • 2018年05月03日(木) 06時05分
 「NHKマイルC・G1」(6日、東京)

 トライアルのアーリントンCを完勝したタワーオブロンドンが2日、美浦坂路での最終追い切りで軽快な動きを披露。セントジェームズパレスS・英G1(6月19日・アスコット、芝1590メートル)などへの欧州遠征プランがあるだけに、何としても国内でのG1初制覇を決めたいところだ。栗東CWでは、ニュージーランドTを制したカツジが、力強い動きでG1奪取へ勢いをつけた。また、桜花賞で10着と大敗したプリモシーンは、巻き返しへ向けて美浦Wで3頭併せを敢行した。

 午前6時の馬場開門直後、タワーオブロンドンは杉原(レースはルメール)を背に美浦坂路へ。僚馬アルトリウス(4歳1000万下)を追い掛けてスタート。徐々にスピードを上げると、ラストはきっちり併入した。

 中2週とレース間隔が詰まっているため、タイムは4F53秒0-38秒0-12秒0とやや控えめながら、「最後まで集中して走っていました。時計も内容も良かったと思います。重心が低く“戦車”みたいな馬です」と感触を確かめた鞍上は、文句なしの動きを強調。藤沢和師も「今回は地元(の東京)だから、調整が楽だね」と万全の仕上がりをアピールした。

 年明け初戦となった前走のアーリントンCは、中団やや後ろのポジションで折り合い、ゴール前では鋭く伸びて突き抜けた。2着パクスアメリカーナとは半馬身差だったが、着差以上の強い勝ちっぷりでG1制覇へ弾みをつけた。「力んだところが取れて、ずいぶん落ち着いてきた。千六の距離を上手に走ってくれた」と、トレーナーもレース内容を高く評価する。

 2歳時から確かな進境を示し、昨年11月の京王杯2歳Sを勝っている東京コースに変わるもプラス材料。トレーナーは「(スタートから)3コーナーまで時間があるので、馬が上手に上がって行くと思う。何とかいい結果を」と力を込める。

 その結果次第となるが、既に登録済みのセントジェームズパレスS・英G1などへの参戦が現実味を帯びてくる。3歳マイル王として欧州へ羽ばたくためにも、ここは負けられない。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す