「
オークス・G1」(20日、東京)
例年、
桜花賞組が好成績を収める一戦。18年はど派手な末脚で1冠目を手にした
アーモンドアイと、2着に入った最優秀2歳牝馬の
ラッキーライラックによる2強ムードが漂う。ただ、ほかにも侮れない馬は多い。条件変わりで逆転を狙うのが3着
リリーノーブル、4着
トーセンブレス、5着
マウレアの
桜花賞上位組。樫の女王の座へ、着々と逆転のシナリオを描いている。
桜花賞では
アーモンドアイに次ぐメンバー2位の上がり(3F34秒2)で追い上げた
トーセンブレス。結果は4着でも、陣営にとっては収穫の大きい一戦だった。浅利助手は「2戦目のアルテミスSで引っ掛かってから、柴田善騎手と話し合って“折り合い”をテーマに取り組んできました。それが実を結んだ感じ。
桜花賞の折り合いは完璧でした」と胸を張る。前走後も在厩で調整。「カイバ食いが良くなり、(体の)張りは前走以上。あとは距離だけですね」と、12F戦の克服を鍵に挙げた。
提供:デイリースポーツ