先週の土曜京都で7、8番人気馬を導き、計2勝を挙げたデビュー2年目の
川又賢治騎手(20)=栗東・フリー。30日の笠松でも7〜9Rで3連勝を決めるなど目下絶好調だ。
デビュー1年目の昨年はJRA9勝、地方4勝。今年は年始に左足の骨折で2カ月間戦線離脱するアク
シデントがありながらも、早くもJRA15勝に地方9勝と、目を見張るような成長ぶりを見せている。「変わりましたね。関係する人たちの思いを感じながら乗っています。冷静に乗れるようになった」。自身も変化を感じ取っているという。
5月1日に森厩舎所属からフリーとなった。「助けてくれる厩舎がなくなったので不安はありましたが、今のうちに自分を売り込んでいきたい」。各厩舎の調教を精力的につけ、それが騎乗数や勝ち鞍にもつながっている。
デビューから1年が過ぎ、今はどういった目標を掲げているのか。「自分が余計なことをしたレースもあるし、まだ周りに比べて騎乗数も少ない。まずは一つ一つの積み重ねですね。今までの何倍も努力して結果を出したい」。若手成長株に期待したい。
提供:デイリースポーツ