「ユニコーンS・G3」(17日、東京)
2連勝中の
ハーベストムーンが重賞初制覇を狙う。14日水曜の追い切りは栗東坂路で4F58秒5と軽めだったが、10日に4F51秒6の好タイムをマークしており、これぞ“浅見流”という仕上げで、万全の態勢を整えた。「10日の動きはとても良かったし、13日の動きも予定通り。このレースを目標にしっかり仕上がった。体調がいいのは何よりですね」と西谷助手も笑顔で話した。
500キロを超える雄大な馬体から繰り出すフットワークは迫力満点で、まだ底を見せていない魅力がたっぷり詰まっている。今回、初となる東京コースにも「大型馬だけに広々としたコースの方が合っている。東京は合うと思う」と同助手は自信をのぞかせる。
15年が
ノンコノユメ、そして16年が
ゴールドドリームと、近年この一戦を制した馬には、明るい未来が待っている。17年
サンライズノヴァで制した戸崎圭を新鞍上に迎え、
ハーベストムーンも大きな野望を胸に、この出世レースに挑む。
提供:デイリースポーツ