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池江師「なんとか強い頃のサトノダイヤモンドをお見せしたい」/宝塚記念共同会見

  • 2018年06月20日(水) 19時00分
サトノダイヤモンドを管理する池江泰寿調教師

――ファン投票第1位での出走となります。お気持ちは?
池江 ものすごく光栄ですし、責任を感じますね。

――復活という言葉が正しいかはわかりませんが、サトノダイヤモンドに期待するファンの方はたくさんいらっしゃいますよね。
池江 2歳時から多くのファンの方に支持していただいてましてね、いろんなお便りもいただきますし、その人たちの期待を裏切り続けているので、なんとかこのへんで期待に応えられるようにいい走りをみせたいなと思っています。

――この中間、はじめて坂路での追い切りも行われましたね
池江 ちょっと新味を与えるために、調教もマンネリ化していたので。これがいい刺激になって、先週(宝塚一週前)は反応も良かったのでね。気持ちが戻ってきたのではないかと思います。

――いい頃にだいぶ近づいてきた実感は?
池江 “だいぶ”というほどではないんですけども、近づきつつあるのは確かですね。

――今朝のCWでの最終追い切りはいかがでしたか?
池江 いい頃は3頭併せの最後方から行ったんですけども、最近は自分からあまり動かないので真ん中に入れて後続馬につついてもらうような感じで追い切りました。その効果もあって、反応も動きも良かったなと思いますね。

――どのくらい戻ってきた感触がありますか?
池江 そんなに悪くはないですね。抜群にいいという訳でもないですけど。

――金鯱賞はいかがでしたか?
池江 2着馬も私の管理馬(サトノノブレス)だったんですけども、追い切りからしてその2着馬に敵わなくて、競馬でも厳しいのかな、と思っていたんですけれども。それでもよく3着にきて、終いの脚なんかはいい頃を彷彿させるような感じだったので。復調傾向にあるのかな、とは感じました。

――その後の大阪杯はいかがでしたか?
池江 確かに馬場も合わなかったし、展開もちょっと内枠で動くに動けなくて。勝ち馬が動いていったときに動きが変わって後方まで下がってしまったんですけれども。下がったのは仕方がないんですけど、そこから金鯱賞のような脚が使えなかったので、うーん、また悪いほうに逆戻りしているな、という印象でしたね。

――この中間、身体というより気持ちの問題、とお話しされていましたが?
池江 気持ちも身体とリンクする部分があるので、その部分をね、なんとかいい方向に持っていければ元の走りはできるのではないかな、と思っています。

――舞台は阪神の芝、内回り2200mです。天皇賞(春)をパスして宝塚へ向かった経緯なども含めて教えてください。
池江 天皇賞は例年馬場が硬くなりすぎるのと距離も長いので、そこはスキップして、宝塚記念のほうが春の天皇賞よりは適性がまだあるほうではないかと思いまして選択しました。

――道悪は?
池江 脚長でトビがきれいなので、できれば良馬場がいいですね。パンパンの良馬場は叩きつけるような走りをする馬なのであまり良くはないんですけれども。やや重くらいまで回復してくれるとありがたいな、と思います。

――最後にファンの皆さんにメッセージを。
池江 これだけ期待を裏切り続けているのにファン投票1位に支持していただいて、本当に私たちの励みになっています。なんとか強い頃のダイヤモンドをお見せしたいと思っておりますので、応援よろしくお願いいたします。

(取材・文:花岡貴子)

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