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【東京ジャンプS】いよいよ2000回騎乗! 林満明騎手とアスターサムソン/ねぇさんのトレセン密着

  • 2018年06月21日(木) 11時30分
 今週土曜に行われる東京ジャンプステークス(GIII)で林満明騎手はアスターサムソンに騎乗予定です。これを以って、障害2000回騎乗を達成する見込み。林さんご本人がかねてから公言している「2000回騎乗で騎手引退」というのが現実になろうとしています。

 今年に入っての林満明騎手の成績は凄まじいものがありますよね。18戦8勝。勝率は44.4%で単勝回収値は313円という高額です。

 最近、トレセンで林騎手の話題がのぼると、

「区切りを自ら定めたことで気持ちが昂り、それが成績に繋がっているのではないか」

 と評する方が多くいらっしゃいました。いよいよその2000回騎乗。実際にどのような気持ちで乗られるのでしょうかね。レースが終わったあと、聞いてみたいと思います。

 さて、2000回騎乗のパートナーであるアスターサムソン。ちょっと気難しいところがあると聞いていましたが、実際に馬房で会うと案外大人しい。担当の坪田助手いわく「知らない人が来ているからよそ行きの顔をして大人しくている」とのことでした。内弁慶さんらしいです。

「頭のいい馬なので人をみるところがありますね。林さんに対しては初期のころは少々なめていたところがあったんですが、一度悪さをしたときに林さんにしっかり怒られて以降はそういった面はまったくなくなりました」

 前走後は数週間は厩舎でリラックスしており、20日に林騎手によって追い切られたときは「テンから引っ張りきれないほどの手ごたえ」(坪田助手)を見せていたそうで納得の出来とのことです。

「東京コースは初めてですが、中京、阪神、京都と違う競馬場の障害を飛んでいるキャリアもありますし、特に問題はないと思います」

 スクーリングには行かず、金曜に東京競馬場に移動してレースに備えます。

 障害レースは飛越のたびに息をのむ緊張の連続。いつも全馬が無事にゴールインできるよう願うものですが、多くの方々が今回はその気持ちもいつも以上に昂るのではないか、と察します。

 なかなかスポットライトを浴びにくい障害競走ですが、今週土曜はどれだけの盛り上がりを見せてくれるのか、という点でも楽しみです。

 そして、アスターサムソンの状態もかなりいいですし、無事1着でゴールする瞬間が見たいですね。

(取材・文:花岡貴子)

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