「
CBC賞・G3」(7月1日、中京)
函館から美浦、そして中京へ-。中1週で2度目の長距離輸送。過酷な強行軍だが、夏の短距離チャンプを目指す
ワンスインナムーンにとっては、今度こそ結果が求められる。
前走の
函館スプリントSは、まさかの8着。
斎藤誠師は「休み明けと展開に尽きますね。もっと強気に行けば良かった」とハナに立てなかったことを悔しそうに振り返った。
万全を期して挑む一番。「前走後はすぐに美浦へ帰ってきて、調教もできている。中1週の輸送は問題ないし、最終追い切りはサラッとやる感じで」と体調面に不安はない。
17年の
スプリンターズSで3着。G1でも互角に渡り合えるスピードを見せたが、今春の
高松宮記念は自重。「オーナーさんが
高松宮記念を使わず、サマーシリーズを狙おうとの意向だったので」と同師。だからこそ、この一番への勝負度合いは本物。絶対に負けられない一戦に挑む。
提供:デイリースポーツ