「プロキオンS・G3」(8日、中京)
交流G3を連勝。昨年暮れから快進撃を続ける
サクセスエナジーが4日、目下の勢いそのままに、栗東坂路で圧巻の動きを披露した。
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ニシノラディアント(5歳1000万下)を目標に、コーナーワークでインから並び掛ける。直線に向いて主戦の松山が
ゴーサインを送ると、待ってましたと言わんばかりにグイッとギアを上げた。しまい重点とはいえ、水曜の同坂路でラスト1F11秒台は5頭のみ。中でもNo.1の“11秒8”をはじき出したのはこの馬だけだ。
全体は4F52秒5で、僚馬に0秒3先着。北出師は「動いたね。やはり坂路は動く」と笑顔。先週のコース追いは、併せ馬で格下相手に遅れ。「それもあって、びっしりやりたいと思っていた。思惑通りの調教ができました」と理想的な内容に満足げだった。
「雨で時計勝負になったときがどうか。斤量58キロもどうなのか」と指揮官はこの一戦の課題を挙げるが、本格化した今なら克服は可能。破竹の3連勝でさらなる高みを目指す。
提供:デイリースポーツ