「プロキオンS・G3」(8日、中京)
8歳の古豪
インカンテーションは4日、羽月師を背に栗東CWで単走追い。重心の低いフォームでゆったりと駆け抜け、馬なりの手応えで6F84秒8-41秒2-13秒4を計時した。
「予定よりも1、2秒遅かったけど、2週続けてかなりやってますからね。仕上がりには満足しています」とトレーナー。確かに、攻め量や強度は十分に足りるもの。ベテランらしく、ここを目標にきっちりと照準を合わせてきた。
プロキオンSは初参戦。今回の課題を「(ダートでは)初めての千四。問題はそこだけだと思います」と語気を強めたが、それも「マイルでもついて行けていますし、そんなに心配はしていません」と表情には自信がうかがえる。豊富な経験を生かし、7つ目のタイトル奪取といく。
提供:デイリースポーツ