日曜の福島メインレースのハンデ戦、
バーデンバーデンC(OP・芝1200m)に美浦から出走する注目馬について、追い切り後の関係者のコメント。
■
アイライン(牝6・美浦・高橋裕)について、高橋調教師。
「先週少し追い切りをやり過ぎた感じがありましたが、今日(7/11)は70-40くらいで予定通りのちょうど良い追い切りができました。この暑さでもさほどバテず、体調は良いですね。昨年3月のレース(
トリトンS・1600万下・9着)後、針をして思い切って8か月休ませたことで、その後の体調は良いです。前走(パラダイスS・OP・3着)は馬場(稍重)が良くなかったのもありましたけど、もう少しで2着はあったかなという内容でした。1200mは以前中山(
サンライズS・1600万下)の右回りで外枠から道中後方でじっとして終い一気で勝っていますし、馬込みで揉まれると良くない馬なので今回は少頭数でホッとしています」
■
マドモアゼル(牝3・美浦・
斎藤誠)について、相田調教助手。
「先週は水曜日と週末と2本しっかりとやっていますし、福島への輸送も控えていますので、今週(7/11)の追い切りは馬なりでサラッとやりました。馬場が荒れた時間帯だったので、動きはモタついていましたが、乗り手は追えば動けそうな感じという感触を得たようなので、問題ないでしょう。1200mですし、スタート次第で競馬の仕方が変わってきますので、五分以上のスタートを切って前で運べればと思っています」
■
ノットフォーマル(牝6・美浦・中野栄治)について、中野調教師。
「馬の具合は良いですよ。斤量は50キロですし、あとはもう少し前で競馬をしたいですね。ただハンデ頭が55キロで、全体的なハンデ差があまりないですから、そのあたりがどうかですね」
■
クラウンアイリス(牝7・美浦・
天間昭一)について、天間調教師。
「レースを使ってきていますし、今日(7/11)の追い切りは軽めの内容でした。夏バテもないですし、状態面も平行線です。いつも通り脚を溜める形の競馬をして、格上のオープン馬相手にどこまでやれるかですね」
(取材・文:佐々木祥恵)