「メシドール賞・仏Ｇ３」（２２日・メゾンラフィット）

　５００万クラスの馬が仏Ｇ３を制した。２２日にメゾンラフィット競馬場で行われたメシドール賞（４頭立て、直線芝１６００メートル）に武豊騎乗で出走したジェニアル（牡４歳、栗東・松永幹）がＶ。堂々とハナを奪い、一度は外からかわされながら差し返す形で金星を挙げた。日本では１０００万下で２戦連続５着に敗れていたが、見事に異国の地で重賞ウイナーとなった。

　同馬は１０年の仏オークス馬サラフィナを母に持つ、ディープインパクト産駒。１５年セレクトセールにおいて１億６０００万円（税抜き）の高値で（株）キーファーズに落札された。今回、同馬主、同厩舎のラルク（牝５歳）とともに遠征を行い、その初戦で勝利を挙げた。

　モーリスドゲスト賞（８月５日・ドーヴィル、直線１３００メートル）に登録を行っており、Ｇ１参戦に弾みをつけるＶとなった。

提供：デイリースポーツ