IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が発表された。今回は2018年1月1日〜8月5日の期間に行われた、世界の主要レースが対象。120
ポンド以上の32頭が掲載された。7月28日にイギリスのアスコット競馬場で行われた
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS(G1・芝2400m、以下KGVI&QES)などが含まれている。
トップは引き続き130
ポンドのウィンクス(牝7、豪・C.ウォーラー厩舎)。25連勝を達成し、自身の持つ平地G1最多勝記録を「18」に更新している。
2位タイは129
ポンドのガンランナー(牡5、米・S.アスムッセン厩舎)とポエッツワード(牡5、英・M.
スタウト厩舎)。前者は1月に世界最高賞金額のレース・
ペガサスワールドCを勝利、有終の美を飾り種牡馬入りとなっている。後者はKGVI&QESを制し2位タイに浮上した。
4位はそのKGVI&QESでポエッツワードとクビ差のマッチレースを繰り広げた
クリスタルオーシャン(牡4、英・M.
スタウト厩舎)で128
ポンド。
5位タイは昨年の欧州
最優秀3歳牡馬・クラックスマン(牡4、英・J.ゴスデン厩舎)と、
キングジョージS(G2・芝1000m)を4馬身差で制したバターシュ(セ4、英・C.ヒルズ厩舎)で125
ポンド。
引退が決定した無敗の米三冠馬ジャスティ
ファイ(牡3、米・B.バファート厩舎)は124
ポンド7位タイ。
日本調教馬は、
大阪杯(GI・芝2000m)を勝利した
スワーヴリチャード(牡4、栗東・
庄野靖志厩舎)が121
ポンド17位タイ、
宝塚記念(GI・芝2200m)を勝利した
ミッキーロケット(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎)が120
ポンド25位タイ。
英2000ギニーを制し英国クラシック制覇を達成した日本産
ディープインパクト産駒のサクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)は
スワーヴリチャードと並び17位タイ。