「
北九州記念・G3」(19日、小倉)
15日の栗東坂路で
アレスバローズはゆったりと単走。重心が高く、やや行きたがったものの、最後は真っすぐに伸びて4F55秒7-39秒7-12秒0をマークした。1週前でハードに追い、レース週は上がり重点に。重賞初制覇を飾った
CBC賞同様の調整パターンで最終追い切りを済ませた。
「前走同様に今週はしまいだけ。攻め駆けするタイプだから、これぐらいは楽に動きますよ。それよりも落ち着いているのが何よりですね」と角田師は満足げに話す。
掛かり癖に悩まされてきたが、折り合いがついた前走は、きっちりと末脚を発揮して重賞初V。直線では矢が放たれたように伸びた。「スムーズに外に出せたことは大きかった。仕掛ける競馬だとたぶん、行きたがると思う。それに小倉への長距離輸送でイレ込むかも。だから当日にガス抜きができているかが、ポイントになりますね」とトレーナーはG3連勝への道筋を冷静に分析していた。
提供:デイリースポーツ