「キーンランドC・G3」(26日、札幌)
強行軍も心配無用だ。
タマモブリリアンは21日、函館Wで単走追い。終始手綱を押さえた状態の馬なりで、4F55秒3-38秒2-12秒4をマークした。騎乗した柴田助手は「速くならないように。ちょうどいい感じ」と好感触だ。
函館スプリントS5着後は栗東に戻って調整し、福島の
バーデンバーデンCに転戦してV。再び北海道入りする過密日程にも思えるが、「前走後は栗東に戻らずに放牧へ。放牧先から函館に入厩したから。元気いっぱい」と不安がないことを強調する。
昨夏、北の大地でブレーク。函館で1000万下をレコードV後、準オープンで2、3着。格上挑戦だった札幌のUHB賞も3着と奮闘した。「当時よりも馬が大きくなっている。精神面も成長して出遅れがなくなった」。まさに充実一途。前走Vの勢いを駆って、重賞タイトルを奪取する。
提供:デイリースポーツ