新潟記念(GIII・ハンデ・新潟芝2000m)に美浦から出走する注目馬について、追い切り後の関係者のコメント。
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セダブリランテス(牡4・美浦・
手塚貴久)について、手塚調教師。
「先週結構やっていますので、今週(8/29)は上がり重点で追い切りました。終いもしっかり伸びていて、良い動きでした。これまで続けて使ったことがないですし、調教量はこなしていますので、休み明けでも問題ありません。
これまでのレースを見ていると、軽いパンパンの芝が合っていると思います。斤量も重いので、馬場が悪くなると少しマイナスでしょう。あとは石川騎手にしっかりと乗ってほしいですね」
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メートルダール(牡5・美浦・
戸田博文)について、斉藤調教助手。
「
大阪杯(10着)はGIでメンバーも揃いましたし、現状の力は出せたかと思います。8月初旬に美浦に帰厩しました。良い意味で変わりはないですが、前走時に減っていた体重も戻っています。暑い中でも順調にきました。
先週も今週もウッドチップコースで2週とも併せ馬で負荷をかける調整ができました。今週(8/29)の反応もよく、仕上がっています。長く良い脚を使う馬ですし、左回りの2000mは合っていると思います。終い勝負の馬なので、良い馬場でやりたいですね」
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マイネルハニー(牡5・美浦・栗田博憲)について、栗田調教師。
「前走(
函館記念・GIII・14着)後に放牧を挟んで、追い切りは正味5本やっていますが、函館時よりは雰囲気が良いですね。あとはゲートを出た感じでどういう競馬をするのか、勝負どころでどこまで頑張れるかでしょう」
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レアリスタ(牡6・美浦・
堀宣行)について、森調教助手。
「前走後(メイS・OP・8着)に放牧を挟んでフレッシュな状態です。追い切りも良い動きでしたし、力を出せる状態です。
新潟は初めてになりますが、トモが少し弱くエンジンのかかりが遅い傾向にあるので、左回りの直線の長いコース形態はこの馬には向いているでしょう。輸送があまり得意ではないので、あとはそれをクリアできればと思います」
(取材・文:佐々木祥恵)