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【新潟記念】時計のかかる重馬場歓迎、メドウラーク/ねぇさんのトレセン密着

  • 2018年09月01日(土) 18時45分
 土曜日の新潟競馬はレース前の発表では芝、ダートともに不良でしたが、1レース前に芝は重に回復。日中は雨が降ったりやんだりする中、最終レースはダート重に回復しています。この馬場状態を見るにつけ、日曜の新潟記念メドウラークの出番じゃないの?!とニヤニヤしてしまうのであります。

 7歳にして2015年6月以来、丸3年ぶりに勝ち星を得たメドウラークですが、このあいだには喉の疾患であるDDSPとの闘いがありました。DDSPは走っているときに喉頭口の前方にある軟口蓋がのどの上側(背中側)に変位して呼吸を阻害する病いです。「ゴロゴロ」とのどが鳴る、というのはDDSPの症状で、若馬によく見られます。

 メドウラークの場合もやはり喉を気にするようになり、この疾患特有の症状がみられたため、2016年7月に手術をしています。その後は全快とはならず、橋田師によれば「時々、喉頭蓋が巻き込む時がある」とのことでした。うまく持病と付き合いながら、頑張っているんですね。七夕賞はそんな中での久しぶりの金星だったのです。

 そのあとは「時計のかかる馬場を選んで使っていきたい」(橋田師)ということで、小倉記念のレース後はノーザンファームしがらきへ放牧へ。秋の福島競馬での復帰もプランのひとつに上がっていましたが、新潟記念の結果次第ではこの夏のJRAサマー2000シリーズでチャンピオンになる可能性が出てきました。

 放牧先での状態もいいということで、23日に栗東トレセンに帰厩。メドウラークにとってはじめての10日競馬となりました。新潟への輸送はあるものの木曜日に追い切ったのは「その前の日曜に追い切っていたから」(橋田師)とのことで無事調整を終えていますね。

 橋田師は「力のいる馬場は得意だからね。雨が降ってくれたほうがいいね」と笑顔で話していましたが、天気予報を見る限り、このままなら望み通りの馬場状態が見込めそうです。レース後、陣営のさらなる笑顔が見れるかな?

(取材・文:花岡貴子)

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