2日、新潟競馬場で行われた
新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)は、道中は後方に構えた
池添謙一騎手騎乗の1番人気
ブラストワンピース(牡3、美浦・
大竹正博厩舎)が、直線で大外から力強く抜け出し、2着の6番人気
メートルダール(牡5、美浦・
戸田博文厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒5(良)。
さらに1/2馬身差の3着に13番人気
ショウナンバッハ(牡7、美浦・
上原博之厩舎)が入った。なお、3番人気
セダブリランテス(牡4、美浦・
手塚貴久厩舎)は7着、2番人気
グリュイエール(牡6、栗東・
藤原英昭厩舎)は10着に終わった。
勝った
ブラストワンピースは、父
ハービンジャー、
母ツルマルワンピース、
その父キングカメハメハという血統。
日本ダービー(5着)以来の一戦で古馬に見事完勝し、秋の大レースに向け弾みをつけた。重賞は
毎日杯に続き2勝目。3歳馬による
新潟記念制覇は1983年の
アップセッター以来、35年ぶり。
また、このレースが最終戦だったサマー2000シリーズは
メドウラークの優勝となった。