「
京成杯AH・G3」(9日、中山)
鞍上の手綱は動かずとも、加速感は上々だ。
ワントゥワンは5日、栗東DPで単走。終始馬なりだったが、5F64秒9-37秒6-11秒6と好調キープをアピールした。「(調子は)どんどん上がっているよ。そんなにやるつもりはなかったけど、時計は出たね」と動きの良さに藤岡師は納得の表情でうなずいた。
前走の
関屋記念は、直線最後方から追い込んだが、
プリモシーンに首差届かず2着。「斤量の軽い馬に負けたが、いい競馬を見せてくれた」と師は斤量差が響いたと分析する。今回はハンデ戦で最軽量の53キロ。前走とは一転、斤量がプラスに働きそうだ。
中山コースは初となるが、「イメージとしては合うね。直線が短くて坂があるのは、この馬には戦いやすい」と自信を見せる。現在3位につけるサマーマイルシリーズ。勝てば文句なしのチャンピオンに輝く。「初めから狙っていた」。鞍上に戸崎圭を配し、万全の態勢で勝利を狙う。
提供:デイリースポーツ