「コリアカップ・韓国G1」(9日、ソウル)
第1回の16年から2年連続で日本馬がワンツーを決めているダート1800メートルの一戦。13頭立てで行われた今年は日本から1頭の参戦となったが、
ロンドンタウン(牡5歳、栗東・
牧田和弥厩舎)が力の違いを見せつける大差勝ちでレース連覇を決めた。
向正面で早々と先頭に立つと、3角から徐々に後続を引き離しはじめ、直線でもその差は広がる一方。最後は10馬身以上引き離し、楽々とレコードを更新する1分50秒6の勝ち時計でゴールを駆け抜けた。
「去年と違って馬が落ち着いて
リラックスしていた。ペースが遅かったので向正面で迷わず行った。全く無理せず馬なり。4角でビジョンを見たら、(後続が)何も映っていなかった(笑)」。大楽勝を振り返った岩田は「来年も呼ばれたら、また来たいね」と早くも3連覇に意欲を見せた。
韓国最高賞金の1着約5700万円をゲット。牧田師は「馬の気分に任せて、ジョッキーがうまく乗ってくれましたね。先頭に立ってからは安心して見ていられました。着差はちょっと開き過ぎですね。来年もぜひ招待してほしい」と笑顔で話していた。
提供:デイリースポーツ