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セントライト記念・G2」(17日、中山)
血が騒ぐか。父母合わせて“17冠”という超良血
タニノフランケルが12日、栗東CWで最終リハ。先行する
カイザーバル(5歳1000万下)と
アールジオール(2歳新馬)を直線内から楽にとらえ、しまい強めに追われて最先着を決めた。
5F69秒0-38秒3-11秒6をマークしての0秒1先着に、騎乗した幸は「先週同様、動きは良かった。以前の緩さが抜けて、芯が入ってきた」と確かな成長を感じた様子。順調な調整過程に、辻野助手も「小倉を叩いて
トライアルというのは予定通り。大型ですし、1回使ったことで動きやすい体になると思う」とさらなる上積みを強調する。
これまでの3勝が全て逃げ切りV。幸が「ハナに立った方が気持ち良く走れる」と話すように、現段階では展開に注文がつくが、自分の形にさえ持ち込めば簡単にはバテない。「コーナーから加速しても直線までスピードを持続できる。中山は合うと思うんですけどね」。世界レベルの良血馬。“圧逃”があっても驚けない。
提供:デイリースポーツ