15日にイギリスのドン
カスター競馬場で行われたシャンペンS(G2・芝1400m・6頭)は、中団からレースを進めたL.デットーリ騎手騎乗のトゥーダーンホット(牡2、英・J.ゴスデン厩舎)が、直線で抜け出し優勝した。勝ちタイムは良馬場で1:23.92。
2着は1.3/4馬身差でフェニックスオブスペイン(牡2、英・C.ヒルズ厩舎)、3着には2.1/2馬身差でカーディニ(牡2、愛・A.オブライエン厩舎)が入った。
トゥーダーンホットは
父Dubawi、母は2010年の
ドバイシーマクラシック(G1・芝2410m)で日本の
ブエナビスタらを破ったG1・3勝の名牝ダーレミ、
その父シングスピールという血統。デビュー戦からの無傷3連勝で重賞2勝目を手にした。なお、同競馬場で本レースの直後に行われた英セントレジャーで全姉のラーティダーが2着に敗れ、惜しくも姉弟での重賞連勝はならなかった。
前走のソラリオSを勝利した時点で、ブックメーカー各社は来年の英ダービー(G1・芝2400m)に向けた前売りオッズでトゥーダーンホットを1番人気としている。