スマートフォン版へ

【神戸新聞杯】落馬で頭蓋骨骨折の福永 神戸新聞杯出る「痛みもありません」

デイリースポーツ
  • 2018年09月18日(火) 10時01分
 「神戸新聞杯・G2」(23日、阪神)

 神戸新聞杯(23日・阪神11R)でダービー馬ワグネリアンとコンビを組む予定の福永祐一騎手(41)=栗東・フリー=が、16日の落馬で頭蓋骨骨折、気脳症と診断されたにもかかわらず、今週末も騎乗する見込みであることが分かった。常識的にはありえない話だが、ファンにとっては歓迎すべき“超最速復帰”。1番人気確実の人馬が、仁川のターフを熱く盛り上げるか。

 常識的には考えられない。だが、これもダービージョッキーがゆえの意地だろうか。16日の阪神6Rで入線後に落馬し、後続馬と接触して頭蓋骨骨折、気脳症と診断された福永。症状の字面は重症を示しているようにも思えるが、ナント今週末出走の方向であることが明らかになった。

 「ご心配をお掛けして申し訳ありません。経過次第ではありますが、状態が安定していれば、騎乗許可の診断がもらえる見込みです」と当人はコメントを発表。神戸新聞杯ではワグネリアンとのコンビを予定しており、医師の許可が出れば、1番人気確実の人馬を仁川で見られることになる。

 16日は、落馬負傷後も依頼を受けていた3つのレースで予定通りに騎乗。阪神10Rでは1番人気のカフジバンガード(牡3歳、栗東・松元)を、2番手から鮮やかに抜け出す競馬で勝利に導いていた。競馬場の診療所からの勧めもあり、念のため最終レース終了後に外部の病院でCT検査を受診。結果、右のこめかみ部分の骨折と、わずかな空気の混入が見られたが、程度としては軽いものだという。

 「そこから感染症にかかったり、髄液の漏れがみられると重大なことにつながりかねないので、安静にするように指示を受けました」ということもあり、月曜に騎乗予定だった全8レースで乗り代わった。月曜にもCT検査を行ったところ、髄液の漏れも、出血も見られず、「骨折箇所の痛みも体の痛みもありません」と経過は良好。このまま順調なら、週末の騎乗にもゴーサインが出る見通しだ。

 「診断名があまりに強烈で過度なご心配をお掛けしているので、自分の口からコメントする方がいいと思いました。不安のある状態で戻ろうとは思っていません。戻った時には万全の状態と思ってください」とユーイチ。ともに念願のダービー制覇を果たした相棒とともに、今週もターフを熱く盛り上げる。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す