宝塚記念5着の後、夏場は休養に充て、8月17日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩した
ダンビュライト(栗東・
音無秀孝厩舎)。今朝19日は秋初戦となる
オールカマー(9月23日・中山芝2200m)に向けた最終追い切りを行っている。
ききょうSに出走予定の
ジョニーズララバイとの併せ馬。スタート地点では
ダンビュライトが1馬身ほど前へ出ていたが、1F目から
ジョニーズララバイの行きっぷりが良くて、いつでも追いつきそうな勢いだった。
しかし、残り2F地点では脚色が逆転。楽な
ダンビュライトに対して、ほぼ一杯になった
ジョニーズララバイはついていくのがやっと。最後は
ダンビュライトが差を広げて、先着してゴールした。
その時計は4F50.2〜3F37.2〜2F24.7〜1F12.7秒。先週までは時計面で物足りないところがあったが、この最終追い切りは好走時とほぼ同じ。今年の
AJCCを勝ったのと同じ舞台なだけに、休み明けからエンジン全開といったところだろう。
(取材・文:井内利彰)