優勝馬に秋の天皇賞(10/28・GI・東京芝2000m)の優先出走権が与えられる
オールカマー(GII・中山芝2200m)に美浦から出走予定の注目馬3頭について、追い切り後の各調教師のコメント。
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ゴールドアクター(牡7・美浦・
中川公成)について、中川調教師。
「今週(9/19)はウッドチップコースで併せ馬で追い切りました。併せた相手に並ぶまでは良いのですが、並ぶとソラを使うところがありますね。ただ追い切りの動き自体はまずまずでした。昨年から背腰の状態があまり良くなかったのですが、今は良化していて出走態勢は整ったと思います。
以前は太りやすい馬でしたが、最近は飼い葉を食べても太らず余計な肉がつかなくなりましたので、前走(
大阪杯・GI・16着)と同じくらいの馬体重での出走になりそうです」
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マイネルフロスト(牡7・美浦・
高木登)について、高木調教師。
「前走の
七夕賞(GIII・8着)後は態勢が整わなかったこともあり、放牧に出ました。先週の追い切りで態勢は整ってきた感じで、徐々に良くなってきています。今週はウッドチップコースで単走でサラッと追い切りました。コースや距離は問題ないですし、あとは最後の1ハロンを真面目に走ってくれればと思います」
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マイネルミラノ(牡8・美浦・
相沢郁)について、相沢調教師。
「ウッドチップコースで終い重点の追い切りをしましたが、良い内容だったと思いますし、状態も変わりなく順調にきています。向こう正面から早めに動いていく競馬ができればと思っています」
レイデオロ(牡4・美浦・
藤沢和雄)は、9月20日(木)に追い切り予定。
(取材・文:佐々木祥恵)