7日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われた
凱旋門賞(G1・芝2400m・19頭)は、好位から進めたL.デットーリ騎手騎乗のエネイブル(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)が、直線で抜け出し、後続の追撃も押さえ、史上7頭目の連覇を達成。デットーリ騎手は本レース6度目の勝利で、自身の持つ最多勝記録をさらに伸ばした。
1995年:“神の馬”
ラムタラにて長い直線を押し切り、自身
凱旋門賞初勝利。
2001年:サキーにて6馬身差の圧勝、自身G1・100勝目の記念すべき勝利。
2002年:日本の
マンハッタンカフェが出走した年。人気薄の5歳馬
マリエンバードにて勝利。
2015年:ゴールデンホーンにて序盤に馬群から離れた大外につける“神騎乗”で、三連覇を目指した女傑トレヴを破る。
2017年:追加登録料を払って出走したエネイブルが、英国調教の3歳牝馬として初の
凱旋門賞制覇。日本からは
サトノダイヤモンド・
サトノノブレスが出走。
2018年:エネイブルにて長期休養明け2戦目と不安もある中、史上7頭目の連覇。日本からは
クリンチャーが出走。