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【富士S】マイルCSの前哨戦、あの穴馬に注目/JRAレース展望

  • 2018年10月17日(水) 06時00分
 マイルCSの前哨戦。GIII戦ながら近年は重要性が増しており、2011年のエイシンアポロン、2014年のダノンシャーク、2017年のペルシアンナイトと、ここをステップにした馬がマイルCSを勝利している。

 ただし、この3頭のうち、ダノンシャークは7着、ペルシアンナイトは5着と、いずれも富士Sでは馬券圏外に沈んでいた。前哨戦ということもあって、富士Sはペースが落ち着くことが多い。中距離戦に近い流れになって、マイル路線の序列がストレートに反映されにくい難しさがある。

1.中距離戦での経験が活きる

 2000m以上の距離からの短縮で臨む馬が最近4年間で3勝している。昨年の勝ち馬エアスピネル札幌記念からの臨戦で、2015年の勝ち馬ダノンプラチナ皐月賞以来、2014年の勝ち馬ステファノスセントライト記念ステップだった。前述の3頭はいずれも、前走で馬券圏外に沈んでいたという点も共通している。

2.サマーマイルシリーズ組不振

 サマーマイルシリーズが創設された2012年以降昨年までの6年間の連対馬12頭のうち、前走でサマーマイルシリーズを使われていた馬は3頭だけだった。昨年は1番人気のグランシルクを筆頭にサマーマイルシリーズ組が6頭いたが全滅。

3.斤量を背負った馬が強い

 58kgを背負ったイスラボニータが昨年、一昨年と連続2着して、2015年も58kgのロゴタイプが3着。昨年3着のクルーガーも11番人気だったが、前年のマイラーズCを勝って57kgを背負った実績馬だった。ちなみに、58kg以上を背負った馬は過去10年間で連対率37.5%・複勝率50%。


 ウインブライト中山記念スプリングSの勝ち馬。中山記念では正攻法でアエロリットペルシアンナイトを封じ込めたのだから価値が高い。ここまで重賞に連続8戦使われているが、連を外したのはGIと毎日王冠だけ。GIIIなら上位安定の実力馬である。久々のマイル戦になるが、しぶとさを活かすにはむしろプラスに働く可能性がある。

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