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【菊花賞】アフリカンゴールド血が騒ぐ 長丁場歓迎!夏場休養で充実ぶり顕著

デイリースポーツ
  • 2018年10月17日(水) 06時00分
 「菊花賞・G1」(21日、京都)

 秋華賞では1000万下を勝ち上がったばかりで、重賞初挑戦だったミッキーチャームが2着と奮闘した。菊花賞でも上がり馬は要チェックだ。前走1000万下を圧勝し、勢いに乗るアフリカンゴールド。充実期を迎えた長丁場向きの血統が、大舞台で開花する。

 上昇一途。そして、長丁場も歓迎だ。上がり馬アフリカンゴールドが乱菊を制す。

 16日の栗東トレセンは厩舎レクリエーションの関係から、重賞出走予定馬に1時間だけ馬場が開放された。Bコースでゆったりと四肢を伸ばした栗毛馬。体をほぐして追い切り前日の調整を終えた。

 またがった田中助手は「良かったですよ。十分にできている。落ち着きも今のところは許容範囲」と満足げな表情。ひと夏を越し、「甘かった背腰が良くなった。馬力もついてストライドも伸びている。現時点で一番いい状態で出せます」と成長ぶりに目を細めた。

 目下の充実ぶりには目を見張るものがある。初勝利まで4戦を要したが、そのあとは2、1、1着。1000万特別の前走は持ったままの手応えで直線を迎え、4馬身差の楽勝だった。西園師も「クラスが上がるごとに強い競馬をする」と舌を巻くほど。「大人になって乗りやすくなった。酷暑だった夏に使わなかったから成長したと思う」。成長過程に沿った無理をしないローテが実を結んだ。

 ステイゴールド産駒からはオルフェーヴルゴールドシップ菊花賞を制している。長丁場に強い父に加え、異父兄が14年ドバイWCを制したアフリカンストーリーという血統。「世界に通じる血統だし、距離は味方。胴が長いマラソンランナー。掛からないし、心肺機能もしっかりとしているから」とトレーナーは距離歓迎を強調した。

 かつては04年デルタブルース、09年スリーロールスが1000万クラス勝ち上がり直後に菊花賞を制覇。ともに今年と同じダービー馬が不在の年だった。「ワクワクしている」と指揮官。勢いは侮れない。

提供:デイリースポーツ

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